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ALTEC 128B メンテしてみました。
2019年 10月 19日
■ALTEC 128B
真空管式モノラルパワーアンプ。
入荷時に真空管などを交換して
鳴らしていたのですが
今一歩と言うところが有ったので
ブロックコンデンサーなど
を交換して細部を見直してみました。
決定的に壊れている訳ではないけれど
交換してみるとやはり劣化していたんだな
という事を実感します。
修理をすればするほど
最終売価に跳ね返ってきますので
どこまでの修理をして良いものかどうか
いつも迷うのですがどうせ修理するなら
それなりの良いパーツで
修理をしてやらないといけないですね。
音が出ていれば良いというものでもないのです。
■スピーカーはALTEC817システムを鳴らしています。
このスピーカーはバカでか過ぎて尚且つ見た目もそっけないという事でそうそう簡単に売れる品ではないのですがやっぱり良い音していますね。
細かい事を気にせずに音楽が聴ける。それでもってなんとも言えない良い雰囲気が有る。眼前で鳴っているのに全然うるさくない。なのに音楽のおいしいところに来るとスーッと体に訴えかけてくる。
僕が思うにこれがいわゆる良い音ではないかと思うのです。
低音がどうの、高音がどうの、位相がどうの、スピード感がどうの、と言っているうちはまだお尻が青い(笑)。
こんなことを言ったら怒られてしまいますがそう思うのです。
■オーディオ・リサーチ SP3。
このプリアンプとALTECの組合せは非常に相性が良い。
これは前にもブログで紹介していますが
徹底的にメンテしてあります。
真空管はすべてRCAに交換コンデンサー類も交換しています。
■こうやって色々メンテしてきてあらためて音を聴いてみると物の価値、音の価値って、一体何なんだろうと思います。
やはり音を聴きながら順番にブラッシュアップしていかないと自分が求める良い音には巡り合えない気がします。
特にヴィンテージ品は個体差が有りますので一期一会の世界だと思います。
聴いてみて『これは』、と思う音に巡り合えましたらどうぞその製品を買ってやってください。
同じ音には二度と巡り合えないでしょう。