■この製品は売約済になりました。
かなり前に入ったUSED品のAR3a。
少し時間が出来たのでメンテナンスしました。
■エッジ張替えなど一通りのメンテが済みました。
どうやら左のシステムはスコーカーを途中で交換していますがその他はオリジナルを保っている状態。
■メンテ完了、さてさて、では音出ししてみよう。
音を出した瞬間、おお~、良い雰囲気だなあ~。と言うのが第一印象。
でも、この『良い雰囲気の音』と言う言葉が難しい。良い音と言っても色々有るのです。
どうやって説明したら良いのかこのAR3aがどういう風に良い音なのかそれをお伝えするのが難しい。
このスピーカーはどんな音しているのですか?と聞かれたら
低音:泥臭い、少しもったりしている。中域:少し曇っている。高音:そんなに超高域までは出ていない。
言葉で書くとこうなってしまいます。
なんだそりゃ、全然良い音でもなんでもないじゃないか。
という事になるのですが言葉だけで伝えようと思うとそうなってしまうのです。
でも、60年代のロックとかブルースを聴くとこれがすごく良い雰囲気なんです。
その他色々な音楽を聴いてみましたがなんと言ったら良いのかとても良い雰囲気で『音楽』が聴けるのです。
■サランネットを取付けてみました。
素材は麻で出来た生地だろうと思いますが経年で色が焼けています。
生地を新品にするのも良いのですがそうするとキャビネットのいい具合に古くなった色と合わなくなるんですよね。
ですので、とりあえずはこのままにして
おこうと思っています。
残念なのはAR3aのエンブレムが
片方しかないところです。
エンブレムはどうしようかなあ
と思っているところです。
■このあと無作為と言うか
節操も無く色々な音楽を聴いてみました。
どれもこれもやはり同じ傾向が貫かれている。
分厚いサウンド、聴いていて楽しい。
どんな表情を見せるか聴いてみましたが
やはり一世を風靡したスピーカーだけあって
どのレコードを聴いても破綻しないところはさすがです。
■AR製・チェロ/ストラッドマスター
などが有ったというのも有名な話です。
いかに優れたスピーカーであったかを物語ります。