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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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Kさん宅・システムほぼ完成。


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■この度、
KITHITのスーパーツイーターを追加して
オーディオシステムはほぼ完成形になりました。

完成形というか
お客様の求めている音に纏まった
という事でしょうか。


追加したツイーターはKITHITのST2Wですが
クロスオーバー部分を特注した製品で納品しています。


マクソニックの励磁型ツイーターで音の実体間を
KITHITのツイーターで空気感と音の広がりを
得る事が出来たという感じです。

KITHITの置き場所についても
最初はスピーカーの上にセットしましたが
なにかしら違和感ありで試行錯誤の結果
今の場所に落ち着いています。

KITHITは
全方位指向性のツイーターだからなのか
位置関係でかなり音の雰囲気が変化する
と感じます。

結果として
オケを聴いてもポップスを聴いても
丁寧な音が再現されるようになりました。

粗削りな音は影を潜め
非常に滑らかな音で鳴っています。

音の奥行き感も出ています。


■KITHITの設置位置については
置き場所ももちろん
高さも色々やってみた結果です。

音の発生源の
位置がズレていて良いのか。

まずそれが疑問になるでしょう。

僕としてもこの位置で良いのか
と思う部分も有ります。

でも結果的にこの位置で
音がまとまっています。


■音の位相については色々な考え方が有ります。

かつてはリニアフェーズという考え方の
スピーカーもたくさん出ていました。

すべてのユニットをリスナーに向けるような
設計のスピーカーも有ります。
最近はそういうタイプが多いです。

ジャーマンフィジックスの
トロバドールのセッティングも
ウーファーの真上に置いた方が良いとは限らない。
距離を置いてセッティングした方が
音の広がりや奥行き感が出たりします。

ブロッドマンのスピーカーシステムなどは
ちょっと前のスピーカーの常識から
かけ離れたユニット配置になっています。
でもこれはこれで良い音がしています。


先日入荷したYLのオーケストラ
というスピーカーは
中に折り曲げホーンが入っているので
中低域ドライバーは1mぐらい奥にセットしてある
のと等しいです。
前述のリニアフェーズという考え方を当てはめると
滅茶苦茶な配置になりますね。

でも良い音がしていると感じます。


今回のHITKITの配置も
理屈でこの位置にしたのではなく
聴いて追い込んでいったら
この位置になったという事です。










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■現在のオーディオシステムです。

ウエストレイクのスピーカーを
メンテでお預かりしたのが事の始まりですが
ここまで来るのに何年掛かったでしょうか。

ようやくお客さんが求めている音に
達したような気がします。









by sound-pit | 2020-03-15 11:23 | オーディオルーム