カレンダー
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
O市Kさん宅 日本音響エンジニア ANKH-Ⅰ 納品しました。
2020年 03月 17日
■タンノイ オートグラフ(モニターRED)スピーカーとスピーカーの間にANKH-Ⅰを4セット並べてみました。
ANKH-Ⅰは一枚の幅が60㎝ですのでANKH-Ⅰ全体の幅は2.4mになっています。
もともとこの部分には音響パネルが置いてあったのですがどうも思うように鳴らないという事でANKH‐Ⅰに置き換えて挑戦してみることになったのです。
このお部屋はコンクリートのままのお部屋なので何も無しでは反射が強くて音にならない。
そんなことで今まで苦労をされてきたのですが今回のANKH-Ⅰでようやく音が落ち着いた様な気がします。
このANKH-Ⅰは奥のポールが相当太い物で成り立っている事もありかなり重い製品となっています。
そういう事も有って、スピーカーの音圧で揺さぶられるという事もほとんど無いと感じられる。
結果的にすっきりとした音になり今まで付き纏っていた付帯音的な鳴りも収まりました。
これはたぶん前に使っていた音響パネルが音圧に揺さぶられて鳴いていたのではないかと想像されます。
■正直なところ、このANKH-Ⅰ程度ではコンクリート壁の反射は抑えきれないと思っていたのですが意外や意外抑圧感も無く開放的な鳴り方になりちょうど良い響きが乗るという音に収まりました。
なんでもやってみないとわからないな、と思ったのが正直なところです。
このあとに左右の壁面にもANKH-Ⅰを並べてみましたがたくさん並べれば良いというものでもないどんな事でも程度問題だなという結果になりました。
最終的には左右に2枚ずつ並べて音が収まりました。
今回の事で思ったことはやはりスピーカー側には吸音パネル的な音響パネルはあまり多く置かない方が良い。
出来れば拡散するタイプのものでチューニングした方が良いという事。
吸音パネルを並べていくとどんどん音が死んでいって抑圧されたつまらないサウンドになります。
今回のANKH-Ⅰは吸音するのではなく拡散させるタイプの音響パネルなので良い感じの音で収まったのではないかと思います。
正直なところ僕はこの類の製品はあまり好きではない。
でも、こういうタイプの音響パネルなら部屋の作り直しとか改造という事を避けたい場合一つの選択肢になると思った次第です。