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EMTの新しいTONDOSEシリーズ・TSD MRB/TSD SFL、聴いてみました。
2021年 10月 19日
今までのTSDシリーズが生産終了になり、あたらしいTONDOSEが誕生。
基本的には今までのTSDシリーズと完全互換。
重量的にもトーンアーム側で調整し直さなくても良い感じ。
差が有っても誤差の範囲程度です。
試聴機が届きましたので早速聴いてみました。
■聴いてみたのはTSD MRB と TSD SFL。
TSD MRB は、ボロンカンチレバーで Multi-Radius 針
TSD SFL は、アルミカンチレバーで Super-Fine-Line 針
■定評のある発電機構はそのままに、マグネシウムの固体ブロックから削り出したモノブロック構造のボディ。
これにより、剛性と共振特性が大幅に向上。新しいTONDOSEは生産完了となったこれまでのTSD 15と完全に互換性があります。
■詳しくはエレクトリHPをご覧ください。https://www.electori.co.jp/EMT/2020new.pdf
■今までのTSDシリーズ(左)と新しいTONDOSEシリーズ(右)。

■TSD MRB(ボロンbンカンチレバー)の外観です。

■比較試聴してみました。
第一印象。新しいTONDOSEシリーズは良いです。
音が凝縮されたピュアな感じがします。
この様に書くと神経質な音の様に思われるかもしれませんが音に雑味が無いというか付帯音が無いという感じ。
前のタイプのTSD15 SFLと聴き比べてもあれっ?と思うような違和感も無しです。
密度が濃く押し出しも良い。
特に驚いたのはTSD MRBです。ボロンのカンチレバーという事なのでもう少しタイトな音がするのかと思ったのですが全然違う。
アルミカンチレバーの TSD SFL より高域が静かです。神経質な感じもしない。
正直なところ想像と全然違いました。
個人的には TSD MRB の方が好きです。
こうなると新しいTONDOSEシリーズのモノラルカートリッジなども聴いてみたくなりました。