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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。

VERTERE(バルテレ)のアナログプレイヤー
MG-1の店頭展示機が入荷しましたので
早速セットアップしてみました。

ブランドの生い立ちなどは
取り扱い商社『タクトシュトック』の
HPをご覧ください。

https://www.taktstock.co.jp/products/vertere/




VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17561909.jpg
■梱包箱から取り出しました。

保護シートに包まれていますので
まずはこの保護シートをはがします。





VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17562604.jpg
■クリア・アクリル製の本体。

細部に渡って奇麗に仕上げられているところは流石。
美しいです。






VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17563335.jpg
■先ずはセンタースピンドルの
キャップ(プラグ)を外します。





VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17563883.jpg
■取扱書に従って
メインベアリングの内部を綿棒でクリーニング。





VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17564429.jpg
■取扱書に従って付属のオイルを12滴注油。

10~12滴と書いてありますが12滴注油。


メインベアリングの上部には
多少オイルが多く入ったとしても
受け皿の様になっているので
溢れてくる事は無いでしょう。

この辺は以前の製品より改善されています。








VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17565712.jpg
■センタースピンドル部分。

奇麗に拭き上げてから
メインベアリングにセットします。




VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17570373.jpg
■メインベアリングにセット。




VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17570876.jpg
■なかなか沈んでいきません。

色々なパーツを手にして思う事は
すごく仕上げが奇麗で精度が良い事。

こういうところが良いですね。

セットアップしていても気持ちが良いです。





VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17571334.jpg
■センタースピンドルにターンテーブルをセットして
手で軽く回します。

そうするとターンテーブルは静かに沈んでいきます。





VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17573255.jpg
VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17573768.jpg
■10分ぐらい放置して
センタースピンドルはほぼ沈みました。





VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17575352.jpg
■モーターはこの様に保護シートで固定されているので
保護シートを外します。







VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17582762.jpg
VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17583267.jpg
■ターンテーブルがしっかり沈み込むまで放置。





VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17574282.jpg
VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17574705.jpg
■ベルトをターンテーブルに掛けます。

裏と表が見た目でははっきりと判別できないので
以前に習った方法でベルトの裏表を判別してセット。






VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17583743.jpg
■バルテレ・MG-1で感動するのは
このターンテーブル。

回転していない状態で外周を指で押すと
カタカタと動きます。

こんな風で良いのか? と思うのですが
回転し出すとシャキッとして剛体の様に回り出します。

この設計と言うか精密な加工と言うか
本当に神経の良き届いた部分が素晴らしいです。








VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17584356.jpg

VERTERE アナログプレイヤー MG-1 セットアップ。_b0262449_17585441.jpg
■トーンアームの水平と言うか平行を確認。

もちろんプレイヤー本体の水平が取れている
という事が大前提ですが
その状態でトーンアームも水平にすれば
自ずとターンテーブル面とトーンアームは
平行になります。


取り付けたカートリッジは
EMTのTSD15SFL-LZ-N です。

オーバーハング、VTA、針圧、など、
全てを調整して音を出しました。

何が違うのだろうか、
と思うぐらい安定感の良い音がします。

この体からなぜこの音が出てくるのか
と思うぐらいです。


特筆すべきは搭載されているトーンアーム
『SG-1 TA MK2 ST』の機能。

共振周波数調整 / 針圧微調整リングです。

このリングを
どの位置にして適正針圧を掛けるかによって
音が微妙に変化します。

低域のダンピングなど
このリングで微妙に調整できるのです。

説明していると長くなりますので
ここでは割愛させていただきますが
この機能は良く出来ています。

カートリッジの音の特徴によって
微妙に調整できるのは素晴らしい。

今喫茶部にて鳴らしていますが
一度聴いてみてください。


システムは

プレイヤーシステム   バルテレ MG-1 
カートリッジ      EMT TSD15SFL-LZ-N
プリアンプ       オーディオノート M7 HERITAGE
メインアンプ      オーディオノート SOUGA
スピーカーシステム   ブロッドマン JB175


音楽的な音がします。











by sound-pit | 2021-11-26 18:50 | 喫茶部 日々の動き