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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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オーロラサウンド 可変型マルチカーブフォノイコライザアンプ EQ-100 入荷。

オーロラサウンド 可変型マルチカーブフォノイコライザアンプ EQ-100 入荷。_b0262449_17231390.jpg
■製品概要。※メーカーHPより。

78回転SPから33⅓回転モノラルLPまでの
すべてのアナログレコードのカッティング特性に対応した
可変型マルチカーブフォノイコライザアンプです。

低域補正のターンオーバーと高域補正のロールオフのイコライザ補正値は
パネルの表示どおりれぞれ10種類が完全独立で調整でき、
お互いの干渉がありませんので100種類の組み合わせが可能です。

代表的なカッティング特性として、
78回転SPでは米国、ヨーロッパの各々1945年を境に戦前と戦後の4種類
(EU78 ~1945, AM78 ~1945, EU78 1945~, AM78 1945~ )、

LPではRIAAをはじめとして、AES, DECCA, Columbia,
NABにプリセットしやすいようになっています。

特にDECCA、Columbia、RIAAでは低域の上昇限度を抑え
正しく再生できるように個別にBass Limit特性を備えています。
 
SPの専門家からモノラルLPマニア、
これからステレオ以前の音盤を聴いてみたいという方までの
アナログレコード愛好家に満足できる使いやすいものとして
開発いたしました。


特徴。

れぞれの可変値はコンピュータを用いた回路シミュレータで
各フィルター回路を緻密に計算し、
Audio Precision社の測定器で実際の回路を確認し、
ロータリースイッチでコンデンサと抵抗を切り替える方式としました。

各スイッチはレコードを聴きながら操作できるように
切り替え時のノイズがほとんど目立たないように配慮されています。

従来の可変型イコライザでは
ボリュームを使って各種カーブを変化させるものが多くありましたが、
ボリューム式では回転摺動子の接点品質や回転位置と抵抗値の誤差
などの問題でアバウトなパネル表示とならざるを得ません。

EQ-100ではこれらの懸念をすべてなくしました。

また、ビンテージ機器と調和するような外装のデザインと木製の枠を備え、
また前面パネルが見やすく操作しやすいように折り畳み式のチルトスタンドを
装備しています。

今まで埋もれたり隠れていたりした音楽表現や演奏者の意図など、
本機により新たな発見があることでしょう。





オーロラサウンド 可変型マルチカーブフォノイコライザアンプ EQ-100 入荷。_b0262449_17241869.jpg

オーロラサウンド 可変型マルチカーブフォノイコライザアンプ EQ-100 入荷。_b0262449_17244510.jpg
■入出力。

本機はモノラル構成ですが
ステレオシステムの機器と接続しやすいように
入力と出力はそれぞれ2つ備わっており、各々L/Rに接続できます。

もちろんスピーカ1本の完全モノラルシステムでも問題ありません。

入力はMCとMMのカートリッジに対応しており、
MCでは現代のモノラルMC型に最適なゲインと負荷になっています。

MM入力では通常の47kΩ負荷のMM カートリッジだけでなく
バリアブルリラクタンス型(通称バリレラ)に最適な負荷もあり(VR-1)、
またその放送局型や初期のバックマンタイプにも対応しています。(VR-2) 

ステレオカートリッジを接続した場合は本機の内部で
縦方向の振動をキャンセルし横方向のR+Lの信号だけを取り出し
ノイズの少ない定位の定まったモノラル信号を出力します。

出力は定格2Vrmsで準的な信号レベルとなっており、
現代のシステムとレベルの差がありません。

本機が2台あればL/R独立したステレオフォノイコライザとして
お使いいただくことも可能です。



各種機能。

弊社フォノイコライザシリーズで定評ある大型のMUTEボタンを備えており、
カートリッジ上げ下げのノイズを消すことができレコードかけ替えが快適です。

特にSP盤では機械式蓄音機のオートストップ機構を働かせるため
曲の終わりにアームを左右に大きく振らせるように溝を切ったものがありますが、
電機再生ではそれが過大なノイズとなります。

その場合このMUTEボタンがありますと即座にノイズを消すことができ便利です。

またRIAAとの比較が簡単にできるように
Variable/RIAAの瞬時の切り換えも可能としました。



増幅アンプ回路、部品。

1980年代のアナログ回路最盛期の
NECと東芝製の2SCxxx, 2SAxxx, 2SKxxxといったシリコントランジスタと
FETを多用したVIDA-MkⅡと同じアンプモジュールを使い、
また最高級オペアンプであるバーブラウンOPA627、
リニアテクノロジLT1028を適材適所に採用し、
音質と電気的特性の両方兼ね備えるべく設計いたしました。

コンデンサはドイツのWIMAや国産のポリプロプレン型、
抵抗はTAKMAN、電源部はトロイダルトランス、
整流はノイズが極小なショットキバリアダイオードなど
吟味された部品を惜しみなく採用しております。

回路は各ブロック内で部品が最短で配線されるよう配置し、
またグランドパターンの入力、出力、電源部の分離などの
配慮がされております。

ロータリースイッチやMUTE スイッチ類はすべてALPS、
OMRON、NKK といった信頼のおける国産品です。







オーロラサウンド 可変型マルチカーブフォノイコライザアンプ EQ-100 入荷。_b0262449_17242436.jpg

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■オルトフォンのSPU MONO、CG25、
などを使用して色々なモノラルレコードを聴いてみました。

モノラルレコード用に特化したアナログイコライザーアンプ。
これは面白いです。

RIAAにこだわらず、多少カーブを変えて聴いてみると
また新しい発見が有ります。
RIAAだから絶対にRIAA、と言うの事でもなく、
自分の聴きたい音で鳴らしてみるというのも面白い。

写真に写っているベニーグッドマンのEP盤。
これは最高に良い音で鳴ってくれました。
気持ちの良い鳴り方なんです。


※この写真には出てきておりませんが
再発物のモノラルLPも掛けてみました。

再発(復刻)モノラルレコードは
0.7ミルの針で掛けた方が
良い場合も有ります。

試しにステレオ針で再生してみたところ、
縦方向の振動をキャンセルし
横方向のR+Lの信号だけを取り出す、
と言う回路が効いているのか、
滲みの無いモノラル再生が出来ました。







オーロラサウンド 可変型マルチカーブフォノイコライザアンプ EQ-100 入荷。_b0262449_17250643.jpg
■ジュン・クリスティのサムシングクール。
※一番右はステレオ盤です。

10インチ盤モノラル、12インチモノラル、
12インチモノラル国内盤、など、
聴き比べてみました。

モノラルLPってやっぱり良いな、これが正直な印象。

モノラルLP再生に特化したフォノイコライザーアンプ。

アナログレコードファンなら絶対に持っていて欲しい
と思えるフォノイコライザーアンプです。

モノラルレコードが楽しく聴けるのです。




■SPのレコード(78回転)
もたくさん持っていますので
次はSPを色々聴いてみたいと思います。





by sound-pit | 2022-08-16 18:13 | 楽しい製品入荷。