オーディオを考える

Ｔさん宅へ オーシャンウエイ ＡＳ－１を納品しました。

■オーシャンウエイＡＳ－１をセットしました。
別のお部屋でオーディオ機器を一式揃えているのですが生活の場として滞在時間が多いお部屋にもという事でこのお部屋にセットしました。


■入力機器のラックです。　ＤＡコンバーターはＮＡＧＲＡのＨＤ ＤＡＣです。


■オーシャンウエイ　ＡＳ－１。　とても心地よい音がしています。このお客様はクラシックをよく聞かれるのですがＡＳ－１は厚みが有ってしなやかな音を聴かせてくれます。以外にもクラシック音楽が良く合うんですね。

数あるオーディオ機器の中でマイナーな位置にあるスピーカーなのですがこれはなかなか良いスピーカーです。弦楽器の音などはとてもしなやかで美しい表現です。
当店で聴いた事が有る人はこの表現を理解できると思うのですがあまりにも聴ける場所がないスピーカーシステムなのでにわかには信じられないでしょう。
真実と言うのは案外こういうところにあるのです。

ＳＴＳＴ MOTUS Ⅱ DQ 試聴会・本日10時からスタートです。

開催日：

２０１７年３月２５日（土）　１０：００～２０：００

２０１７年３月２６日（日）　１０：００～１７：００

会場：

サウンドピット　ニューオーディオ コーナー

試聴機器：

ＳＴＳＴ・・・・MOTUS Ⅱ DQ、Ｖｅｒｔｅｘ

ＰＡＳＳ・・・・Ｘｓ－Ｐｈｏｎｏ、Ｘｓ－Ｐｒｅａｍｐ

ＨＥＧＥＬ・・・Ｈ３０ または サウンドピット常設試聴機

ＭＡＧＩＣＯ・・Ｓ１ Ｍｋ２

説明員：

エレクトリ　小野氏

■ＳＴＳＴ　MOTUS Ⅱ DQ 試聴会　準備完了です。

■ＳＴＳＴ　MOTUS Ⅱ DQは構造を見て頂けるように

外装は無しにしております。

やはり骨太な音がしています。

■ラインケーブルはノードストのオーディーンとバルハラⅡ、スピーカーケーブルもバルハラⅡです。



■プレイヤー　ＳＴＳＴ　MOTUS Ⅱ DQ ＆ Ｖｅｒｔｅｘ、

フォノイコライザー　ＰＡＳＳ　Ｘｓ－Ｐｈｏｎｏ、

プリアンプ　ＰＡＳＳ　Ｘｓ－Ｐｒｅａｍｐ、

メインアンプ　ＨＥＧＥＬ　Ｈ３０、

スピーカーシステム　ＭＡＧＩＣＯ　Ｓ１ Ｍｋ２、

ケーブル類　ノードストを使用。

かなりしっかりとした音が出ています。

ぜひこの機会に聴いてみて下さい。

トーレンス ＴＤ１１１ メンテ中。

トーレンスのＴＤ１１１が入荷しました。

ただ今細部にわたり点検中です。

■トーレンスＴＤ１１１。　ランニング中。
プレイヤーベースはちょっと傷有りです。
このプレイヤーは３３回転専用のプレイヤーになりますが動作原理はＴＤ１２４と同じ ペルト・アイドラー方式 です。


■トーレンスのプレイヤーはスタートが遅いと言われていますがこのプレイヤーもそのような状況に有りました。
モーターのメンテナンスをして現在はスタートが早くなっています。
フレームは鉄板製でＴＤ１２４と比べれば下位のグレードになるのですがそのターンテーブルは想像以上に重く侮るなかれという感じです。なかなか趣が有って良いプレイヤーなのではないでしょうか。
５０年代から７０年代のポップスやロックなどをラフな雰囲気で聴くにはとても良いアナログプレイヤーになるでしょう。

■現在どのアームを取付けるか検討中です。

ＴＤ１１１はもう一台入荷しておりますが

そのＴＤ１１１もただ今メンテ中です。

ＥＭＴ９２７ｓｔ 入荷しました。

■この製品は売約済になりました。
■ＥＭＴ９２７ｓｔ　入荷しました。
９２７専用サスペンション と特注ラック と ＳＩＮＡＮＯ/ＨＳＲ－５１０付きです。（カートリッジは別売）
※ラックに入っているマランツ＃７、ＭＣトランスなどは含まれません。


■トーンアームはＥＭＴ９９７。


■ステレオ　３０㎝ ＬＰ　再生中です。
とても雄大な音がしています。


■モノラル　１０インチ ＬＰ　再生中です。
ＥＭＴ９２７ｓｔは４０ｃｍＬＰを掛ける事が出来るプレイヤーですが２５㎝のＬＰレコードがＥＰ盤に見えるぐらいターンテーブルが大きいです。


■アクリル製のダストカバーも付いています。
イコライザーアンプの１５５ｓｔもメンテ済みです。
滅多に出ないプレイヤーです。ぜひご検討ください。

ＮＡＧＲＡクラシックアンプ Ｔさん宅納品。

■ＮＡＧＲＡ　クラシックアンプ　セッティング完了です。

■ＮＡＧＲＡクラシックアンプ。
小さな筐体からは信じられないぐらいのスケール感ある再生音。ＤＤ６６０００を難なく鳴らします。
特に中低域の充実感が良いです。大編成の音楽が安心して聴いていられます。

変な例え方かもしれませんがグランドピアノの音がグランドピアノの音らしく聴こえてきます。


■プリアンプはNAGRA JAZZです。
送り出し機器はEMT927、WEISSのJASON/MEDEAです。
オーディオルームの音響も相まって素晴らしい音場を再現してます。

ＬＩＮＮ『ＬＰ１２』 ＆ ＰＩＥＧＡ『Ｃｏａｘ ７１１』 試聴会。

本日午後より開催です。

ＬＩＮＮ『ＬＰ１２』全グレードの音を体験出来るまたとない機会。

ＰＩＥＧＡの新型コアキシャルユニットを搭載した『Ｃｏａｘ ７１１』と

ＯＣＴＡＶＥ『ＨＰ７００』『ＲＥ３２０』でＬＰ１２の音を

存分に再生するという企画です。

開催日：

２０１７年３月１８日（土）　１０：００～２０：００

２０１７年３月１９日（日）　１０：００～１７：００

会場：

サウンドピット　ニューオーディオ コーナー

試聴機器：

ＬＩＮＮ・・・・ＫＬＩＭＡＸ ＬＰ１２、ＡＫＵＲＡＴＥ ＬＰ１２、

　　　　　　　　ＭＡＪＩＫ ＬＰ１２

ＯＣＴＡＶＥ・・ＨＰ７００・ＲＥ３２０

ＰＩＥＧＡ・・・Ｃｏａｘ７１１

説明員：

ＬＩＮＮ ＪＡＰＡＮ　山口氏

フューレン コーディネート　マイク氏

■LINN　LP12試聴会　セッティング出来ました。

ＫＬＩＭＡＸ ＬＰ１２、ＡＫＵＲＡＴＥ ＬＰ１２、ＭＡＪＩＫ ＬＰ１２、

３グレードのＬＰ１２を試聴出来る、またとない機会です。

皆様のご来店をお待ちしております。

プレイヤーの修理でいっぱい。

ガラードの点検修理がひと段落したと思ったら

今度はEMTの修理品やマイクロやLINN／LP12のメンテ品が

がたくさん入ってきています。

■EMT930ｓｔとマイクロのプレイヤーRX5000/RY5500　修理品。
マイクロのプレイヤーはモーターサーボ回路が不良でした。現在は修理完成してランニングしているところです。

■反対側にもEMT930ｓｔのメンテ品が有ります。


■EMT927ｓｔメンテ品です。このプレイヤーの持ち主はただ今新居建築中です。納品はもう少し後になるでしょう。

■反対側にもEMT927stのメンテ品。このプレイヤーも一応メンテ完了しているのですがたまに不安定なところを見せるので現在ランニング中です。

■LINN　LP12　のメンテです。
オルトフォンのRMG212がマウントされています。
アース周りの配線手直しとアームの取り付け修正、トーンアームケーブルの引き回し手直し、それとサスペンションの調整です。
中古品として買われた製品という事ですがアンプやスピーカーなどを買っていただいているのでこちらでメンテすることになりました。色々と手が加えられていたので結果的に全面的に見直しという作業になってしまいました。
※なお。このLP12は少し古い時代の製品になりますのでオルトフォンのアームを取付ける事が可能ですが最近のLP12はアームボードの支持構造が変わりましたのでオルトフォンのアームを取付ける事が出来ません。

■こんな感じで、最近はアナログプレイヤー関連の問い合わせやメンテナンスの依頼が増えています。
しかしそのほとんどの場合製品の能力を出し切っているとは思えないコンディションでお使いになられている様です。
アナログはカートリッジが付いていてターンテーブルが回っていればとりあえず音が出てきますのでそこがネックになりますね。
モーターの回り方、ベルトの当たり方、アームの調整、取付修正、プレイヤーベースの組み付け、サスペンション調整、平行、水平、などなど、一見何もやる事が無い様に見えていっぱいやる事が有るというのがアナログプレイヤーです。
きちっと整備すればかなり良い音が出てきます。

T市Hさん宅 マランツ MODEL ８BK 納品。

■マランツ　MODEL８BK を納品しました。
先日入荷した中古状態のマランツMODEL ８BK でしたがほぼオーバーホールと言っても良いぐらいのメンテをして納品しました。
鳴らしているスピーカーはヒースキットのAS27と言う同軸型スピーカーですがこれがまたすごくマッチングが良い。
プリアンプは NAGRA の JAZZ を使用していますが特に人の声のリアリティーに驚きです。
NAGRAのJAZZと言う比較的新しいプリアンプにマランツ ８BK を合わせるという異色の組み合わせなのですが何が正しくて何が間違っているという事は無いですね。結果オーライであれば良い訳です。




■スピーカーシステムのグリルを外してみました。
HEATH KIT　AS27（Triaxial） と言うスピーカーユニットはJENSEN の SG300（シグマシリーズ） と言うユニットとほぼ同等と言うか全く同じと言っても良い製品です。
音の性格と言うか音の出方は兄貴分のG610シリーズと全く同じ方向性と言って良いでしょう。とにかく魅力的な音がするスピーカーです。
そこにマランツ MODEL ８BK を取り入れたわけですがそれはそれは絶妙なバランスで鳴っています。
スピーカーキャビネットはALTECの614型なのですがこの箱とのマッチングも良いのでしょう。
正直なところちょっとビックリと言うぐらいのパフォーマンスを見せるシステムに仕上がりましたがこういう事が有るからオーディオは面白い。
30数年この仕事をやってきてもまだまだ新しい発見と言うか出会いというものが有るのです。