カレンダー
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
兼ねてから相談が有ったSさん宅。
何度となく改善を進めていったオーディオルーム。
今回が最終章となります。
■リスニングポイントから見た風景。今回の変更点は床のボードを入れた事です。
今までもこの様なボードを色々なお客様宅で施工してきましたがたいていの場合は床の強度が不足しているので補強を兼ねて施工してきています。
でもこのお客さん宅は違います。床が固すぎて『ゆとり』の無い音になっていたのです。
その固い床から『絶縁する』という考えで今回はボードを敷き込んでいます。
結果は予想していた通りでした。
音楽にしなやかさが加わり奥行き感が増し音像の『座り』がより良くなりました。
■スピーカーのセッティングについてはTANNOYを外側に、アヴァンギャルドを内側に、
と言う風にセットし直しています。
これはスピーカーシステムの性格と音楽の相性を考えてそうしました。
■TANNOY/ウエストミンスターROYAL。出来るだけ左右の距離を持たせています。
大編成クラシックは楽器の配置が良く分かるようにしたい。
バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、などなどの位置関係が良く分かるようになりました。
なおかつ奥行きも感じるような音にセットしています。
コンサート会場で聴いている様な音に包まれる感じが出てきました。
TANNOY/ウエストミンスターROYALもようやくそれらしい音になってきたという気がします。
■アヴァンギャルド/DUO:TANNOYの内側にセッティング。
ジャズについては、最近の録音は別として、50年代後半から60年代にかけての録音を聴いてみると『右と左に鳴き別れ』みたいな録音が多いです。
左からサックス、ほかの楽器はぜんぶ右から、と言う様な録音が多いですね。
この様なレコードはあまりスピーカーを離すと真ん中がお留守になってしまいます。
それに良い時代のジャズはモノラル録音が多いのでDUOは内側にセットした方が良い。
もちろんアヴァンギャルドでクラシック音楽を聴いても良いのですがせっかく性格の違うスピーカーを2種類持っている訳ですのでこの様なセッティングにして使い分けたほうが良いと考えてます。
■これでSさん宅の気になっていたところは全て改善しました。
最初の事を思うと相当良い環境になっていると思います。
これ以上の事になると建て直しになってしまうのであとは、本棚やレコード棚、椅子、テーブル、などの配置で音をコントロールすれば良いでしょう。
長い道のりでしたがこれで一区切りあとはひたすら音楽を聴いて頂きたいです。
■一連のお部屋の改善で一番効いたのは天井です。
天井の高さを変えてからとても居心地の良いお部屋になりました。
音楽を聴いていなくてもそのまま居続けたいお部屋というか心から寛げる部屋になったような気がします。
いつも僕が口にする事ですが居心地の良いお部屋はオーディオルームとしても最高です。
■毎年恒例のサウンドピット創業祭
いよいよ来週末 開催です。
おかげさまでサウンドピットも創業37周年を迎えます。これもひとえに皆様のご支援の賜物と感謝しております。
上記の広告通り。2019年7月13日(土)・14日(日)・15日(月)の3日間の開催です。
開催日時:7月13日(土) 午後 4時 ~ 午後 8時7月14日(日) 午前10時 ~ 午後 8時7月15日(月) 午前10時 ~ 午後 5時
★会場設営の関係で7月13日のプレオープンはやや遅れてスタートする可能性が有りますのでご了承ください。
会場: 吹上ホール
3階 第2ファッション展示場
にて開催いたします。
今年は9階の展望ホールが工事中の為会場の階が変わります。お間違いの無い様お願いいたします。
国内外のメーカー・商社が大集合、今話題の製品が勢ぞろい致します。
ぜひ皆様お誘い合わせの上ご来場くださいませ。
14日(日)・15日(月)は 午前と午後評論家 和田先生 の講演も予定しております。
■好評のネットワークオーディオコーナー。
当日はオーディオステーションの中谷氏が常駐いたします。ネットワークオーディオに興味が有るお客様、是非ご来場ください。丁寧にご説明させていただきます。
■昨年は HORA AUDIOさんが初参加でしたが
今年も広告に掲載されていないメーカーさん商社さんが初参加します。
■(株)PDN スピーカーシステム『Paradigm PARSONA 7F』
■ファンダメンタル(株) メインアンプ 『MA10』
■Wifield Amphion スピーカーシステム『Krypton』
■オーディオステーションよりハイレス・ミュージック(株)MERIDIAN 『ULTRA DAC』
★なかなか出来なかったブログを一気に掲載しています。どうも申し訳ありません。
Tさん宅オーディオ機器設置のやり直しに行ってきました。
■色々なスピーカーが並んでいますね。
このお客様はブルースとかソウルを中心に
聴いていらっしゃるお客様です。
その中でジャズも少し、クラシックも少し、
と言う様な感じで音楽を楽しんでいます。
白いカバンの様なスピーカー。
これがまたギターの音色が良いのです。
奇麗な音が出れば良いと言うものではない。
中音しか出ていないのに
ブルースしている音が出てくるのです。
口では説明できませんが良い雰囲気なんです。
その内側の横長(木製)のスピーカー。
JENSENのスピーカーなのですが
これもギターの音がなかなか良い。
ギターアンプや昔のジュークボックスなど
なかを見てみるとJENSENの
スピーカーユニットが多用されている。
だからなのかどうかは何とも言えないが
とにかくギターの音色は魅力的なのです。
■オーディオ製品を通して音楽を聴く。
一言に言ってもこれはなかなかむつかしい。
ハイスピード、ワイドバンド、透明感のある音、
色んな言葉が使われていますが
それがどんな音楽に対しても
良い音としてつながる訳ではない。
あえて言うなら雑音も音楽のうちなんです。
このお客様が到達したのはこの世界なのだ。
■CDやアナログプレイヤーが見当たりませんが
入力系はすべて左の壁へ移動し、
正面にはスピーカーとアンプしか置いてありません。
今回のセッティングのやり直しはここです。
■それと床の環境が良くなかったので
サウンドピット特製のオーディオボードを
正面に敷きました。
床の幅いっぱいに敷き込むというのが
このオーディオボードの肝なのです。
●この製品は売約済になりました。
良い状態のトーレンスTD521が入荷しています。
SME3012R付きですので
色々なカートリッジに対応します。
ただ今喫茶部にて試聴可能です。
■トーレンス・TD520 SME3012R付き。
セットしたまま、あとは音楽を聴いているだけ。何かあったら全部サウンドピットにお任せ。自分ではさわらない。
そういう方が所有していた製品です。
いわゆる、たらい回し的に色々なところを渡り歩いた製品ではないというUSED品です。
EMT930st 修理完了です。
■修理内容は『回転しない』です。
これでこの修理は2台目なのですが無事に修理完了。
やはりモーター不良だったのですが手でモーターをさわっても回転しているのが分からないぐらい振動は抑えられています。
修理完了後試運転で鳴らしてみましたが
やっぱりこのプレイヤーは良いですね。
色々な考え方とか音楽のニュアンスの伝え方で
好みも分かれると思うのですが
やはりこのプレイヤーから出てくる音は
説得力があります。